
HSPに向いてる仕事ってよく見るけど、結局どれも自分には合わない…
もっと現実的に、ムリせずできる仕事を知りたい
そんなふうに感じていませんか?
私自身、「どうしてみんなみたいに働けないんだろう」と悩んだ時期がありました。
その度に就活をしたり、求人サイトとにらめっこしたり。
「HSPの私に合った仕事はなんだろう?」と考える機会も多かったです。



でも今は、背伸びせずにちょうどいい働き方ができるようになり、心がだいぶ軽くなっています。
当記事では、理想ではなくて無理なく続けやすい仕事や探し方を、解説していきます。
- HSPにとっての「現実的な適職」とは?
- HSPに向いている現実的な仕事10選
- HSPが仕事を選ぶ時に気を付けるポイント
HSPと一口に言っても様々なタイプがあると思うので、私の体験談を読むことで、自分が目指す道を探すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
HSPが「現実的な適職」を見つけるための視点とは?
私は5つの業界や8つの職種を経験しましたが、その上で感じた現実的な適職について紹介します。
働きやすいと思った職場環境や特徴
- 在宅でできるお仕事
- 人とのコミュニケーションや触れる機会を減らす
- 1人でコツコツと進められる仕事
- チームワーク制ではない仕事
- 自分のペースを大事にできる
- 細かい作業が伴う仕事
- 共感力・観察力などを活かせる仕事
- 静かで落ち着いた環境がある仕事
- 大きな音や騒がしい環境から受ける刺激を減らす
- 静かな環境の職場には、うるさい人が少ない
HSPに向いている現実的な仕事10選
働きやすい環境や内容をもとにした「現実的に続けやすい仕事」について、具体的なお仕事を紹介していきます。
- 在宅事務(パート・業務委託)
- データ入力
- ライター・ブロガー
- Webデザイナー
- 医療事務
- 図書館司書
- ECサイト運営
- 会計・経理業務
- 軽作業パート(人と話さない系)
- 動画編集
在宅事務(パート・業務委託)★★★★☆
私は事務職として働いていた期間が一番長かったです。
向いているポイント
- 静かな環境で集中できる
- 人間関係のストレスが少ない
- スキルに応じて働き方を調整できる
・自己管理が必要
・最初は単価が低いこともある
事務職についてもっと知りたい方はこちら


データ入力(在宅・派遣)★★★★☆
データ入力は、1人で黙々と作業できるのがとても良いです。
在宅ワークとして仕事をすることもできるため、静かな環境で働くことも可能です。
ただし、単純作業であるためにデメリットもあります。
- PCのスキルは必須
- AIに仕事が変わるかもしれない
- 人気が高いために採用されにくい
- 簡単にできるからこそ単価が低め
HSPに向いている適職ではありますが、メインよりは副業としてやるのがオススメのお仕事です。
ライター・ブロガー(フリーランス)★★★★☆
私が今実際にやっているブロガーですが、すでに約2年以上続けることができています。
・1人で完結できる仕事が多い
・感受性の強さが「伝える力」に活かせる
・自分のペースで仕事を選べる



また、深く考えたり文章を書くことが得意なので、趣味の延長線で楽しく取り組むことができます
ただし、ライターであっても未経験の場合は単価が低いので、収益化までに時間がかかることを知っておく必要があります。
ブログについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。


Webデザイナー(在宅・フリー)★★★☆☆


私はWebデザイナーのお仕事を請け負っています。
・1人で黙々と作業できる
・感受性をデザインに活かせる
ただし、クライアントワークになるため、
・締切へのプレッシャー
・ニーズに合った柔軟な対応
人間関係づくりやコミュニケーションを苦手とする人には、ストレスとなる場合があります。
軽作業パート(人と話さない系)★★★☆☆


黙々と作業をすることが得意なHSPは、ミスなくコツコツ作業することができます。
・人間関係がシンプル
・決まった作業に集中できる
一番の魅力は、1人で集中して仕事ができるということです。
・立ち仕事や体力が必要な場合あり
・単純作業が苦になる人も
医療事務(受付・レセプト業務)★★★☆☆


医療事務は女性に人気が高い仕事です。
・決まった業務が多く安心感がある
・資格を取れば長く働ける
HSPでも安心して働きやすく、気遣いができる強みを活かして働くこともできます。
・患者対応に神経を使うことがある
・人の入れ替わりが多い職場も
図書館司書(正規・非常勤)★★★☆☆


図書館は静かな空間なので、落ち着いて仕事をすることができます。
・静かな環境で働ける
・本や知識に触れる時間が多い
・利用者との交流もやわらかめ
職場自体も穏やかな人柄の方が多い印象なので、日頃からピリついた環境で働くことはないと思います。
・自治体の求人は狭き門
・司書資格が必要な場合もある
求人数がたくさんあるわけではないので、見逃さないようにしましょう!



何よりHSPは本好きが多いので、楽しみながら仕事をすることができます。
ECサイト運営(通販サポートなど)★★★★☆


ECサイト運営は、パソコンを使ってコツコツと作業できる仕事です。
・コツコツ作業が多く、集中しやすい
・裏方業務で人前に出ないことが多い
黙々と穏やかに作業ができるのが魅力です。
・繁忙期は忙しくなりやすい
・業務範囲が広いことも
会計・経理業務 ★★★☆☆
お金や数字に関する仕事は、正確さや細かい作業がたくさん伴うお仕事です。
コツコツと続けるのが得意なHSPには向いている仕事といえます。



私も今簿記の勉強をしていますが、気がつけば2・3時間勉強できていたりして楽しさも感じているので、向いているのでは…?と思ったりしています!


動画編集(フリーランス・副業)★★★☆☆


SNSやYouTubeなどの需要が高まっている人気の仕事です。
・音や感情に敏感なHSPに向いている
・一人で完結しやすい作業
・在宅ワークが可能
HSPの特性を活かしながらクリエイティブに活動することができます。
・パソコンのスペックやスキルが必要
・最初は地味な作業が多い
HSPが仕事を選ぶときに気をつけるポイント【失敗談から学ぶ】
HSPの特性は一人ひとり違いますが、
様々な職業を経験したことで、合わなかったと思うことには共通点があると思いました。
ここでは、私が実際に働いて感じた「仕事を選ぶ時に気を付けるポイント」についてまとめていきます。
理想だけで選ばない
「人間関係で悩むから在宅ワークにしよう」と安易に選んでしまうと、他のリスクが伴うこともあります。
- 安定的に仕事が取れず挫折する
- 収入が不安定で病む
- 全部1人でやらなければならない
このようにして、大変なこともたくさんあります。
気になる仕事を見つけたら、デメリットや労働条件もしっかり吟味することが必要です。
在宅ワークの始め方については、下記をご覧ください。


職場の環境も重要視する
職種や仕事内容だけで仕事を決めてしまうのは、失敗につながりやすいです。
- 職場の雰囲気
- 人間関係
- 口コミ
- 社風
- 残業・ノルマの有無
- 研修・サポートの有無
- 「1人で完結できる仕事かどうか」も確認
この辺もきちんと調べた上で、適職を見つけましょう!
入社前に会社の雰囲気を知るなら、「派遣社員」もオススメ。スキルなしでもIT系や事務系の仕事を挑戦することもできますよ。


固定概念をなくす
適職を探すからといって、正社員やフルタイムにこだわりすぎる必要はないかなと思います。
働き方はたくさんあります。自分に合った働き方をして、ストレスフリーにした方が毎日ハッピーに過ごすことができますよ。



私は正社員を辞めて「パート×在宅ワーク」のパラレルワーカーを選びました。両方のメリットを享受して、仕事を長続きさせることができています♪


続けやすい仕事を見つけるには?現実的な探し方
「この仕事、いつまで続けられるんだろう…」
ここでは、HSPさんが自分に合った続けやすい仕事を見つけるためのポイントと、実際の求人の探し方をご紹介します。
自分の「苦手」を正直に書き出す
まずは、「自分はどんなときにしんどくなるか?」を紙に書き出してみましょう。
- 人が多い場所が苦手
- 大きな声や騒音がストレス
- 仕事を急かされるとパニックになる
- マルチタスクができない
- 電話対応で緊張してしまう
「働き方」から仕事を探してみる
HSPにとっては、「職種」よりも「働き方」の相性がとても大切です。
- 人間関係のストレスが少ない → 在宅ワーク/個人作業メインの職種
- 音や刺激が少ない → 静かな環境のオフィス/図書館など
- マルチタスクが苦手 → 事務・データ入力など、ルーティン化できる仕事
こうした視点で探すと、「続けられるかも」と思える選択肢が見えてきます。
HSPにあった求人サイトで探す
求人サイトは多数あるため、複数サイトから自分にあった仕事を探すのがおすすめです。
ここでは、私がおすすめする求人サイトを紹介します。
- 【ゆるく働きたい方】リクナビNEXT
- 正社員・契約社員向けの求人が豊富。
- 企業の「職場の雰囲気」や「働き方の柔軟さ」をチェックしやすい。
- リクナビNEXTで求人を探す(公式サイト)
- 【在宅特化】ReWorks(リワークス)
- 在宅・テレワーク専門の求人サイト。
- 事務・ライティング・カスタマーサポートなど、HSPが取り組みやすい仕事が多数。
- ReWorksの在宅求人を見る
- 【副業から始めたい方】クラウドワークス/ランサーズ
- 「まずはお試しで働いてみたい」「自分のペースで収入を得たい」という方に。
- 案件ごとに応募でき、コミュニケーションも基本はチャット。
- クラウドワークス公式サイトはこちら
ランサーズ公式サイトはこちら
HSPが現実的に続けられる仕事を見つけよう
私が今まで数々の仕事をしてみて感じる向いている適職は、
- ひとりでコツコツできる
- 静かな環境
- 共感力を活かせる
このあたりが満たせる仕事かなあと思っています。
強みも生かしつつ、職場環境も大事にして選ぶと失敗しにくいです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
自分の強みを見つけるためにやってよかったこと

