自分が完璧主義すぎてつらい…。
- ちゃんとやらないと。
- もっと頑張らなきゃ
- 全部終わらなかった…
- ちょっとのミスが許せない
- 細いところが気になる
仕事をしている際、こんな風に感じたことはありませんか?
完璧主義の思考は心が苦しくなって、結果的に仕事が続かない原因になってしまいます。
「こんな細かくて嫌われないかな、自分で対応してしまおう」「何度もやって遅くなってしまった」など、相手の感情にまで気を遣い、余計に心が疲弊してしまっていました。
完璧主義は悪いことではないですが、それが結果的に悪い方向に進んでしまうことが嫌に感じた私。
どうしたら直せるのか考えた末、たくさんの本を読んで参考にすることに。
簡単に直すことはできないけど、目の向け方を変えれば落ち込むことが減り、生きやすくなるはず!
よかったら参考にしてみてください♪
完璧主義の人の特徴とは?
完璧主義になりやすい人の特徴を簡単にまとめてみました。
- 責任感があり、期待に応えたいと強く思う
- ミスや失敗をするのが怖い
- 他人に頼るのが苦手
- 自分への理想が高い
- 目標を高く設定してしまう
- 細部までこだわりを持ってしまう
- 周りと自分を比較してしまう
当てはまる個数が多いほど、完璧主義度が強いかもしれません。
改めて私自身も振り返ってみましたが、
全部当てはまっていました…。笑
完璧主義のメリットやデメリットはこんな感じです。
私はとても共感できることばかりでした。
責任感が強くて、チェック係に任命されるくらい、正直仕事でのミスは少なかったです。笑
でもそれが故に、心配性でミスが怖くて行動に移せなくなってしまったことがよくありました。
1つのミスの衝撃が大きすぎて、「もう全てダメだ…」くらいの感覚に陥ってしまいやすかったです。
それではここから、HSPの人が仕事で完璧主義になってしまう原因・理由について解説していきます。
HSPが仕事で完璧主義に感じる5つの原因
それでは、HSPが仕事で完璧主義と感じてしまう理由について紹介します。
HSPの特性を知っておくだけでも気持ちがラクになるので、ぜひ参考にしてみてください。
理由1 感受性が高いから
HSPは、相手の感情や期待を敏感に感じ取るのが得意です。
- こうしたら相手がラクかな?
- きっとここまでを求めているよな
- 疲れていそうだからやってあげよう
このように、実際に頼まれていなくても勝手に相手の感情を汲み取って対応してしまいます。
理由2 自己肯定感が低いから
HSPは、自己肯定感が低い人が多いです。
もともと自分の評価が低いため、「周りよりも頑張らなきゃ。」という意識が強くなってしまいます。頑張ろうと思うほど、細かいところまで追求して完璧じゃないとダメなんだという思いになります。
理由3 過去の経験が忘れられない
過去の失敗や批判されたことが強く残っていることで、ミスに対しての恐怖感が強くなってしまうことがあります。
また感受性も強いので、周りが怒られていたりできていないことが気になって、その影響から「自分はやらないようにしよう。」という気持ちが強くなることもあります。
理由4 〜べき思考が強いから
- 〇〇はこうああるべき
- ちゃんとやるべき
このようにして、中途半端にしかできていないことを嫌に感じることがあります。
理由5 理想が高いから
HSPはあらゆることを想像したりするのが得意なため、自分への目標設定や理想が高くなってしまいがちです。
- 10個全てのタスクをこなそう
- 作業以上の成果をあげよう
- 相手の気持ちに応えよう
すべての理想を達成しようとすると、どんどん完璧主義になってしまいます。
HSPが仕事での完璧主義を和らげる方法5選
完璧主義はとにかく疲れてしまいます。
普段の思考を意識的に変えるために、取り入れてよかったことを紹介していきます。とくにジャーナリングをしたり、書く習慣をつくることで自分への変化を感じることができました。
仕事でのストレスを減らすことができれば、きっと気持ちがラクになるはず!よかったら試してみてください!
- 目標を低く設定する
- 自己肯定感を上げるよう努力する
- 書く瞑想をする
- 3Goodthingsを取り入れる
- 人に助けを求めてみる
詳しく紹介していきます。
目標を低く設定してみる
大きい目標を設定してしまうと、達成するのが難しくなってしまいます。
そこで私は、Todoリストを活用してDoneリストを作るようにしました。
これは在宅ワークでのTodoリストになりますが、
家事と両立をさせるためにTodoに細かいタスクも入れています。
ポイント
- ちいさく区切る
- できたらチェックをつける
- 最後に進捗率まで書く
リストを使って可視化させることで、小さなできたを積み重ねて達成感を感じることができます。
全部できなかったら落ち込む必要はなく、進捗率を書くこと達成した部分やプロセスへ目を向けることができるようになりました。
自己肯定感をあげるように努力する
自己肯定感を上げるのは結構むずかしいことだと個人的には思っています。
大切なのは、自分を褒めてあげるということ。
日記を書いて1日を振り返り、できたことを考えてみる時間を作っています。
また、「感謝ログ」をつけることで、ありがとうの気持ちを持つことができて些細な幸せを感じることができます。
自然と感謝の気持ちを探せるようになり、ポジティブな気持ちになるのでおすすめです♪
書く瞑想をする
朝の5分間、ジャーナリングを取り入れるようになりました。
ジャーナリングを取り入れると、「心の片づけ」ができるようになります。
- モヤモヤしたこと
- 落ち込んだこと
- イライラしてしまったこと
- 自分のモチベになっていること
自分の心と向き合うことで、完璧主義の原因が見えてきたりします。その時は落ち込んでも、冷静になってみると「大したことじゃないかも」と楽観的な感情になれることも。
思考を整理するだけで心がスッキリして、新たな気持ちで仕事に取り組めるようになります!
3Goodthingsを取り入れる
3Goodthingsを知っていますか?
3 Good Things(スリー・グッド・シングス)とは、アメリカの心理学者であるマーティン・セリグマン博士が提唱したストレス解消法のこと。
よかったことや嬉しかったことなどを3つノートに書き出すことで、幸福度が増すという研究結果があるそう。
ポジティブな感情になれば、自己肯定感アップにもなるし、自分のことを好きになれます!
人に助けを求めてみる
人にお願いをすることは、HSPにとってはハードルが高いことで、とても体力を使いますよね。
でも、「頼られることって案外嬉しいこと。」という考え方を持つようになったら、心が少し軽くなりました。
もちろん状況にもよりますが、頼りにされることって必要とされている気がして、悪いことじゃないよなあ。って。
いつも自分1人で完璧にしようと思うのではなくて、周りを見渡して頼ってみるのも大切なことです。
コミュニケーションがとれたときに嬉しい気持ちになることもあります。
勇気を出して声をかけてみてくださいね。きっと周りに優しい人はたくさんいます。
頑張りすぎず、ゆるっと生きよう✴︎🌙.°
完璧主義を和らげる方法についてまとめてみました。
- 目標を低く設定する
- 自己肯定感を上げるよう努力する
- 書く瞑想をする
- 3Goodthingsを取り入れる
- 人に助けを求めてみる
特に手帳やノートに書く習慣は、気持ちや意識の変化を徐々に実感できるようになりました。
よかったら取り入れてみてくださいね。
自分のペースで完璧主義を減らしていこう〜
また、完璧主義になってしまうのは、働く環境が自分に合っていない可能性があります。
私がゆるく働くためにやったことは、下記に詳しく書いています。働き方に悩んでいるHSPさん、ぜひご覧ください。