
予定があるだけで、そわそわして1日が落ち着かない…
「あ、今日は予定があるんだった…」と予定を思い出す朝。
その時点で、なんだか心がそわそわしてくるんです。
本当は、楽しみにしてたはずの約束なのに、時間が近づくにつれて緊張してきて。



「何か忘れてないかな?」「ちゃんと行けるかな?」
頭の中でずっと、ぐるぐると考え続けてしまう…。
ただ遊びに行くだけなのに、外にでるまで落ち着かない。
「なんで私だけ、予定があるだけでこんなに疲れるんだろう?」
そんな風にいつも悩んでいました。
- 私だけ?予定があると落ち着かない理由とは?
- 予定でストレスや不安を感じた時のマイルール5選
- HSP気質の自分にあったスケジュール管理方法
この記事では、予定があると不安になる理由と、心が軽くなる対処法をお伝えします。
予定を苦手に感じるHSPさんの役に立てば嬉しいです。
予定があると落ち着かないのは「HSPの特性」
「ただ予定があるだけなのに、心がざわざわする」
それはあなたの気のせいではなく、HSPの脳の働きが深く関係しているそうです。
HSPは先回りして考えすぎる脳の特性がある


HSPは、五感や感情のアンテナがとても敏感です。
そのため、予定が入ると、まだ何も起きていないのに、脳が自動的に先回りして考え始めます。
- ちゃんと起きられるかな
- 忘れ物したらどうしよう
- 電車が遅れたら?
- うまく話せなかったら…
そんなふうに、まだ起きていないもしもをたくさん想像してしまうのがHSPの特徴。
「楽しい予定」すらストレスになることも
実は、「楽しいはずの予定」さえも、HSPにとっては心の負担になることがあります。
例えば、友達とのランチ。



楽しみにしていたはずなのに、近づくにつれてこんな気持ちが出てくることがあります。
- 遅刻しないようにしなきゃ
- 何を話そう…間が持つかな
- 相手に気を遣わせないようにしなきゃ…
- 楽しくないって思われないかな
「きっと楽しめる」とわかっていても、脳が先に不安を処理しようとするため、疲れてしまうのです。
「予定が苦手」な自分を責めなくていいと思った話
予定があるだけで落ち着かなくなる。
行く前からどっと疲れてしまうことが、私にはよくあります。



「こんなことで疲れるなんて、私おかしいのかな」って思ったこともありました。
でも今は、この疲れやすさは私の繊細さからくる自然な反応なんだと受け止められるようになってきました。
周りと同じようにできなくても、私は私のペースでいい
周りの人は、気軽に予定を詰め込んだり、突然の誘いにもサクッと応じたりできるみたいです。
でも、私はそういうのが本当に苦手。
「え?そんなことで?」って思われそうで、無理して合わせてしまったこともありました。
でも、今はもう、自分の感覚を否定しないようにしています。



「私には、私のリズムがある。」
それを大切にしていいと思えるようになってきました。
【体験談】HSPが予定でストレスを感じたときのマイルール5選
私が少しでもラクに予定と向き合うために意識していることを5つ紹介します。
① 前日は「完全オフ」にして心を整える
私は予定の前日に、できるだけ何も入れないようにしています。
掃除や作業も最低限にして、なるべくゆったり過ごす。
頭の中のノイズが多いと、予定の日に一気に疲れてしまうから、心の余白を作るのが大切だと気づきました。
② 予定は1日1つまで+余白のあるスケジューリング
私は以前、予定を詰め込みすぎてクタクタになったことが何度もありました。
だから今は、「1日1予定」が基本。
③ 「準備リスト」を作って安心感を得る
予定が近づくと、「あれも準備しなきゃ」「忘れたらどうしよう」と不安になります。
そんなときは、メモに書き出して見える化するようにしています。
・持ち物リスト
・当日の流れ
・起きる時間や出発時間





こんな感じで、慌てないようにタイムスケジュールや不安になりそうなことを書き出しておくようにしています。
こうしておくと、頭の中がスッキリして、安心して前日を過ごせるんです。
④ 出かける前に深呼吸・香りで気持ちを切り替える
私は家を出る前に、お気に入りのアロマスプレーをシュッとひと吹きしています。
その香りを吸い込んで、3回ほど深呼吸。
お気に入りの香りがするだけで、なんとなく気持ちが落ち着くんです。



「大丈夫。きっとなんとかなる」
そんな気持ちに切り替えるお守りタイムとなっています。
⑤ 予定後は回復タイムをセットで予定に入れる


予定が終わったあとも、私の場合はすぐに動けません。
好きな飲み物を用意して、音楽をかけて、ただぼーっとする。
この時間があるから、私は次の予定にも向き合えるんです。
HSPに合ったスケジュール管理法とは?
予定が詰まっていると、ドキドキしてしまう私。
「何時にどこ」「次はこれを終わらせて…」と、頭の中がフル回転。
そんなスケジュールに疲れてしまうので、余白を作ることを意識しています。
無理に「予定びっしり」にしない
スケジュール帳に予定がギッシリ書かれていると、それだけでプレッシャーになります。
私は今、1日の中に「なにもしない時間」を意識して入れるようにしています。
10時〜11時に買い物なら、その前後30分〜1時間はゆるく過ごす時間。



そうすることで、「このあとに急がなきゃ」がなくなり、気持ちが楽になるんです。
自分だけの心地よいペースを守る
「人に合わせなきゃ」「普通はもっと動いてるのに」
そんなふうに思って、自分を責めることがよくありました。
でも今は、私のペースを優先してOKと考えるようにしています。
- やることを減らす
- ゆっくり進める
それが私にとっては、ちょうどいいスケジュールの組み方です。
予定に振り回されない「私らしい過ごし方」を見つけよう
「予定があると落ち着かなくても、大丈夫」
HSPの特性を理解することで、そう思うことができるようになりました。
無理をして予定を詰めたり、周りのペースに合わせる必要はなくて、
仕事とプライベートで毎日予定がびっしりで疲れてしまう方は、「在宅ワーク」という選択肢もおすすめです。
落ち着いて自分のペースでスケジュールを組めるし、時間の余白も作りやすいです。



