【体験談】人手不足でしつこくパートを引き止められたときの対処法５選

勇気を出して退職の意向を伝えたのにも関わらず、

「今いなくなられたら困る」
「お願い、あと少しだけ」
「シフトを減らしてもいいからお願い。」

こんな言葉を何度もかけられてしまうと、断りにくくなってしまう…。

この記事では、同じようにパートの引き止めで悩んでいる方への対処方法をまとめています。

大前提

第６２７条　当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から２週間を経過することによって終了する。
引用：厚生労働省

このように、法律で退職のルールが決められています。

法的には２週間前に申し出をすれば、そのまま退職してもOKということ。

極端な話をすれば、会社に強制力はなく、「お願い」を無視しても大丈夫という話になります。

とはいえ、そう上手くはいかず悩む方も多いはず。

そんな方へ向けて、下記から対処法や理由を紹介していきます。

パートがしつこく引き止められる理由とは？

「辞めたい」と伝えたのにも関わらず、しつこく引き止められる。

その理由について紹介していきます。

理由① 人手不足で簡単に採用できない

引用：マイナビキャリアリサーチ

このグラフから見てもわかる通り、パート・アルバイトのような非正規雇用の人手不足がわかります。

とくに「小売」「ソフトウエア・通信」は不足が顕著に増加しています。

また物価や材料費の高騰などもあり、簡単に時給もあげられず、条件面アップが厳しいのも事実。

新しい人を探すことに時間も手間もかかってしまうのです。

だからこそ、今いる人に「なんとか続けてもらいたい」と引き止めるのです。

理由② パート＝融通が利くと思われがち

パートは正社員とは違い、柔軟性が高いメリットがあります。

そのため、時間の融通が効きやすいだろうと思われがちです。

明確な理由がないと、「もう少し無理して働けるでしょ？」と言われることも。

そういう人には、条件を見直せば、「もう少し働いてもらえるのでは？」と引き止められる理由になります。

理由③ 優しい人ほど「辞めづらい」と思いやすい

HSP気質だったり、普段から真面目だったり。

周りに気を配れる人ほど、「辞めたら迷惑がかかるかも…」と遠慮がちになってしまいます。

その優しさにつけこんで、説得すれば続けてもらえるかもと思われてしまいます。

しつこい引き止めへの対処法と言い方5選

しつこい引き止めには、冷静な対処が必要です。

パートとは言え、穏便に退職するためにも、対処法を知っておきましょう。

① 退職の意思をはっきり伝える

優しさから曖昧にすると、引き止めが長引いてしまいます。
まずは、迷いのない口調ではっきり伝えることが第一歩。

例文

「申し訳ありませんが、○月末で退職させていただくと決めています。」
「体調や家庭の事情もあり、継続は難しいです。」

無理に詳しく理由を話す必要はありません。

② 「感謝の気持ち」も忘れずに

強く出すぎるとトラブルの原因になる場合も。
引き止められたときこそ、これまでの感謝を添えて伝えるのがおすすめ。

例文

「今まで本当にお世話になりました。学ぶことも多く、感謝しています。」
「長く続けたかったのですが、家庭との両立が難しくなってしまって…。」

丁寧な態度をとることで、関係性を保つことができます。

断るのが苦手な人でも、感謝の言葉なら言いやすいはず。

はっきりと伝えることで、辞めたい意思も伝わります。

③ 繰り返し同じ主張を貫く

何度も理由を変えて話してしまうと、「まだ説得できる」と思われてしまいます。
聞かれても、言い回しを変えずに繰り返しましょう。

例文

「お気持ちは嬉しいのですが、家庭の事情で退職は変えられません。」
「気持ちは決まっているので、どうかご理解ください。」

理由や意思を繰り返し伝えることで説得力が増します。

ぶれない意思をしっかりアピールすることが大切です。

④体調やメンタルの不調を理由にする

どうしても引き止めが強い場合、健康上の理由を挙げると強く言い返されにくくなります。
無理のない範囲で、正直な気持ちを伝えてもOKです。

例文

「体調を崩してしまい、これ以上続けるのが難しいです。」
「働くことが今の自分には負担になってしまっていて…。」

この理由は、それ以上深掘りされにくくなります。

⑤ それでも引き止めが続く場合は別の選択肢も

どれだけ丁寧に伝えても、しつこく粘られる場合もあります。
そんなときは、自分を守るために退職代行サービスを利用するのもひとつの手。

• 面倒なやりとりをすべて代行
• 即日退職も可能
• 家族に相談するような安心感

退職代行モームリなど、パート・主婦にも対応したサービスもあり、パートの場合、正社員よりも安い価格で対応してくれます。

今、多くの方が利用していると話題の退職代行です。

仕事を辞められずに困っている方は、自分だけで抱え込まずに、人に頼ってみてくださいね。

パートの引き止めがしつこくても、辞めて大丈夫！

「辞めたい」と思うのは、甘えでもワガママでもありません。

あなたが毎日、がんばって働いてきた証拠です。

優しい人ほど、
「迷惑かけちゃうかな」
「もう少しだけ…」と無理を重ねてしまいます。

でも、疲れたと感じた時点で、それは限界のサインです。

あなたが大切にすべきなのは、
「職場の都合」ではなく、あなた自身の理由です。

しつこく引き止められても、辞めることは法律で認められた権利です。
遠慮せず、次の一歩を踏み出しても大丈夫。

どうしても言い出しづらい、何度も引き止められてしんどい…
そんなときは、退職代行サービスを使うのも立派な選択肢です。

退職を迷っている方はこちら：退職代行モームリ

自分の人生を一番に考えて大丈夫。
まずは、小さな一歩から始めてみましょう！